いのちを軽視するな!

まだ実態の半ばしかわかってないことですが、自衛官募集の広報が印刷されたトイレットペーパーが、9月に自衛隊滋賀地方本部から配布され、先日、実際に某中学校で使用されたのです。考えなくてはいけないことが、沢山ありますが、ここでは一つだけ書きます。

生命の危機に瀕している水害現場の方を救うために、あるいは生死も知れぬ火山爆発の被害者を一刻も早く救出するために、命がけで、まさに命がけで働かれる多くの自衛隊員の姿を、みんな知っていると思います。同時に、警察官も、消防士も命がけで働いていただいてます。

しかし、トイレットペーパーに印刷までして、自衛官を募集するとは、何たることでしょう? トイレットペーパーがなくなったら、安心して暮らしていけへんやないか という例えにするには、お粗末すぎます。私の祖父母たちは、田舎で、ポットン便所、藁を使ってました。私は、幼時に、フキの葉っぱでお尻ふいたことがあります。尻を拭くのに使う紙に・・・・ 命を救うために命がけで無事働けるよう、厳しい鍛錬をする自衛官という職業を、余りにも軽んじているのではないですか。だれが発案し、どれだけ発注した「啓発グッズ」か分かりませんが、生命尊重を抜きにして、ただ自衛官希望者が増えればいい とだけ考えられたのかもしれません。

自衛官の場合は、「敵」を殺傷し損壊を与える訓練もあります。先の国会では、「海外に派遣される自衛官の危険度が増すのではないか」という質問に対し、「新安保法案が制定されても、危険度に変化はない」という答弁があり、揉めましたが、首相や大臣たちは、そこにいる自衛官を命ある大切な人間だと認識できてない! と腹立ってしまいました。

根本的に、生命を軽んじた政治のために、自衛官の応募方法にまで、悪影響が出はじめていると思えてなりません。庶民の常識を超えた方法であり、滋賀県内で、問題のトイレットペーパーが回収されてすむ事案ではないと思います。

実際にTPを少し持ち帰った中学生さん、あなたが おかしい? と感じられたことをきっかけに、みんなで一緒にしっかり考えていけます。ありがとう!